
デジカメの基礎
絞り
■絞り
絞りはレンズの中にあり、複数枚の絞り羽根で作られた孔です。
孔の大きさを変えて光の量(明るさ)をコントロールします。
光の量(明るさ)は、撮影時の露出決定に重要な役割をします。
撮影時のAUTOモードでは、この露出が自動設定されますが、マニュアルモードでは、シャッター速度との組み合わせで適正露出になる様に手動設定しないときれいな写真が撮れません。
■絞り値(F値)
絞り(孔)の大きさ(明るさ)を示す指標として絞り値があり「F値」とも言われます。
この絞り値は、Fn形式で示されF5.6 F8.0の様に表されます。
絞り値の表示例
現在使用している標準ズームレンズの絞り値は、F3.5 F4.0 〜 F22です。
この値は、レンズにより異なり、この例で説明すると
F3.5が絞りを開いた状態で最も明るく光の量が大きくなります。
F22が絞りを閉じた状態で最も暗く光の量が小さくなります。
絞りを開いた時(明るい)は絞り値が小さく、逆に閉じた時(暗い)は、値が大きく「暗く」なり、明るさと値が逆転しいるので勘違いし易く注意です。
絞りについて次ぎの画像でイメージできるでしょう。
分かり易いようにフィルムカメラのレンズです。
絞りを全開放した状態(明るい)、絞り値:小
絞りを閉じた状態(暗い)、絞り値:大
このレンズの絞りは、6枚の絞り羽根で構成され、孔の形が六角形をしています。
■絞りの特性
被写体にピントを合わせる時、ピントが合っているのは被写体とその前後のある範囲のみです。
絞りを開き(絞り値:小)開放状態であれば、ピントの合っている範囲が狭くなります。
逆に絞りを閉じ(絞り値:大)絞り込んだ状態であれば、ピントの合っている範囲が広くなります。
ピントを広範囲に合わせたり、ピント合わせを狭い範囲にし背景をぼかしたい時、この絞りの特性を利用します。
<参考>
一般的にフィルムカメラのレンズ絞り値は、F1.4 2.8 4 5.6 8 11 16の様におおよそ1.414倍刻みになっており、
この刻みを一段階変化させることにより明るさが2倍もしくは1/2倍になっています。
例えばF5.6からF8にすると明るさは半分になります。
逆にF8からF5.6にすると明るさは2倍になります。
仮に絞り値 F8 シャッター速度 1/125秒が適正露出の時
F5.6 1/250秒でも適正露出になります。
この値の刻みが、絞りとシャッター速度との関係を理解する上で参考になります。
ただデジタルカメラのレンズ絞り値は1.414倍の刻みになっておらず運営者はちょっと混乱!
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